未夜の株式講座 part2 ザラバ方式と板寄せ方式

皆さまごきげんよう。

株式講座の解説をします未夜と申します。

前回は株とは何かについて教えました。配当金があって買ってみたいと思った方がいればうれしいです。

しかし、株を買うためには知っておくべき知識があります。その知識について順番に説明していきます。

今回はザラバ方式と板寄せ方式について説明します。

解説は、私、未夜が担当します。

まず本題に入る前に前提用語について勉強しましょう。

一つ目は指値。こちらは株を指定した値段で買いたい場合、売りたい場合に使用する注文で、指値買い、指値売りというように言葉を使用します。ただし指値で注文した値段で必ず買える、売れるというわけではないので注意してくださいね。
2つ目に成行。こちらは株をいくらになってもいいから買いたい、売りたい場合に使用する注文です。
3つ目が約定。こちらは買い注文と売り注文での取引が完了したという意味です。株価が500円で約定した(取引完了した)といったように使用します。


4つ目が前場、後場、寄り付き、大引けです。
こちらは株取引における時間のことを指します。
実際に株の取引を行う場所で有名な、東証やマザーズといった証券取引所では9時から11時半まで、12時半から15時の間で取引が行われます。
この時の9時から11時半までを前場、12時半から15時を後場と呼びます。
また前場、後場の開始時を寄り、終了時を引けと呼びます。

さて、今回説明する、ザラバ方式と板寄せ方式ですが。


ザラバ方式は前場、後場に行う取引方式です。
板寄せ方式は寄り、引けで行う取引方式です。
では詳しい取引方法について説明していきますね。

まずザラバ方式について説明します。
取引には2つの原則があります。
1つ目が価格優先の原則。2つ目が時間優先の原則です。
価格優先の原則は、注文相手にとって一番有利な注文が優先される原則です。
株式を売りたい人にとって見れば、高い価格で売れるほど有利ですので、高い買い注文ほど優先されます。同様に、株式を買いたい人にとって見れば、安い価格で買えるほど有利ですので、 安い売り注文ほど優先されます。


先ほど少し説明しましたが、株式の注文の方法には大きく二つの方式があり
一つ目は指値注文、もう一つは成行注文があります。
指値注文はこの値段で買う、この値段で売る等の条件を決め注文する方法です。
また成行注文は、いくらでもいいから買う、いくらでもいいから売るという注文です。
価格優先の原則では成行が最優先され、次に指値の価格が、一番買いたい人売りたい人両社にとって有利な注文が優先されるという仕組みです。
時間優先の原則は、先に出した注文が同じ価格であれば優先される仕組みです。
文字だけだとわかりにくいので、図を使って説明しますね。


今、図のように売り注文、買い注文が出されています。


この時、新しく500円で売り注文が出されました。そのため、価格優先の原則に従い売り注文の300株と買い注文の300株が取引されます。買い注文は500株ありますが、この500株は右の図のようにAさんが10時に300株を、Bさんが10時1分に200株の注文を入れています。
そのため時間優先の原則に従いAさんの300株のみ約定されます。
このように取引がなされています。


次に板寄せ方式について説明します。
板寄せ方式は寄りと引けで同時刻に注文がなされるため、時間優先の原則がなく、価格優先の原則のみで取引されます。また決済の方法も異なってきます。
こちらも実際に図を使って説明しますね。


今、図のように注文が出されました。


価格優先の原則に従い、成行売り注文の100株と成行買い注文の100株が約定します。


次に500円の売り注文100株と成行買い注文100株の100株が約定します。

500円の売り注文100株と501円の買い注文100株が約定します。

最後に500円の売り注文100株と買い注文100株が約定します。そして最後に約定した500円の価格で、約定された400株すべての株が決済されます。
株は基本的にこのようなシステムで取引が行われています。
この取引システムにも特別気配という例外がありますが、こちらは次回説明します。

それでは!

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