未夜の株式講座 part3 値幅制限

皆さまごきげんよう。

株式講座の解説をします未夜と申します。

前回、株の売買は基本的にザラバ方式と板寄せ方式によって決まっている。ただし、特別気配といった例外もあると説明しました。

この例外は値幅制限と呼ばれるもので、特別気配、ストップ高、ストップ安があります。

今回は値幅制限について説明します。

値幅制限は株価の急激な値段変動を抑えることです。

これは適正な株価の形成と不測の損害からの投資家の保護を目的としています。

今回は例に出しました、特別気配、ストップ高、ストップ安について説明をします。

本題に入る前に今回も基礎知識について勉強しましょう。

こちらは前回説明した際に使用した図です。この図のように指値の売値と買値が書かれているものを「板」と呼びます。実際の板はこのようになっています。板は実際の株式でいくらの価格でいくらの指値が出されているか知ることができます。

次にこちらの図を見てください。こちらは歩み値と呼ばれるものです。

こちらは、実際に取引の約定が行われた価格、時間及び取引を行った数量を示す出来高を知ることができます。

最後に比例配分についてです。これは今回説明する値幅制限の際に取引所がとる処置の一つで、例えば買い注文が極端に多く売り注文が少ないときに、売り注文数の分だけ売買を成立させ、各証券会社の注文数に比例して配分するといった方法です。

では、本題に入りましょう、特別気配というのは直近の約定価格から買い指値または売り指値が決められた幅以上値段が開いた際に発生します。

こちらの板を見てください

直近で530円で株式が約定され、板はこのようになっています。

しかし、その株式についてよくない情報が発表されたため、買い注文が減り、板はこのように変動しました。

約定価格が500円から700円の場合10円以上買い注文、売り注文がなくなると特別気配の状態となります。

今回の状態では約定価格よりも安い価格で値段の幅ができる状態を売りの特別気配といいます。

逆に高い値段で幅ができる状態を買いの特別気配といいます。

特別気配が発生すると表のように「特」または「ト」のマークがつきます。

そして、ザラバ方式から板寄せ方式に取引方法が変わります。

そして気配値により株価が上昇または低下します。

簡単に説明すると買いが多く集まれば、株価は自動で少しずつ繰り上がっていき、売りが多く集まれば少しずつ繰り下がっていくということです。

高い値段で幅ができる状態を買いの特別気配といいます。

特別気配になる条件は直近の約定価格に応じて異なり、約定価格と値幅の関係は図のようにな

ります。

次にストップ高、ストップ安、について説明します。

これは、その日の始値から一定以上の幅の値段が高くなったり安くなったりすることで発生します。

こちらも特別気配と同じように値幅が株価ごとに設定されており、図のようになっています。

これは、その日の値段制限いっぱいまで高くなった、低くなったことを示します。このような状態になると、その日はそれ以上高くまたは安くならない状態になります。

また極端に売られたり買われたりしている状態では、ストップ高、ストップ安が拡大することがあります。

東証では次の3つの条件がすべてそろった際に拡大が起こります。

1 3営業日連続で、ストップ高またはストップ安が続いたとき

2 3営業日連続で、ザラバ中の出来高がないとき

3 3営業日連続で、比例配分がないとき

このときストップ高が続けば上限の値幅が2倍に、ストップ安が続けば下限の値幅のみ2倍にと片方のみの値幅が2倍に拡大します。

今回値幅制限について説明したのですが、海外の証券市場で値幅制限がない証券市場もあります。例として、アメリカでは値幅制限がないため、大きく損をする可能性があります。海外の株式を購入する際は、注意してください。

値幅制限は、大きく損をしないための一つの指標となるため参考としてください。

今回はここまで

それでは!

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