未夜の株式講座 part6 企業分析指標

皆さんごきげんよう

株式講座の解説をします未夜と申します。

今回は株を買う際に企業分析の指標となる用語について説明します。

企業分析のためには前回勉強した有価証券報告書を読み込む必要がありますので、見る癖をつけておきましょう。

今回覚えて欲しいのは自己資本比率、流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、売上高営業利益率です。

有価証券報告書にそのまま値が書かれているもの有りますが、各用語の意味は覚えておきましょう。

計算方法についても記載しますので、自分で計算できるようにしておくと便利です。

また、各用語を覚える前の前提知識について記載しますので、こちらも覚えてください。

前提知識

純資産・・・会社が返済する必要のないお金です。資本や資産と呼ぶこともあります。これに対して会社が返済する必要のあるお金を負債といいます。

総資産・・・純資産と負債の合計です。

1 自己資本比率

自己資本比率とは企業がどれだけ自分のお金を持っているかを示します。

計算式

自己資本比率=純資産÷総資本×100

前提知識

流動資産・・・短期的に現金化が予定されている資産をいいます。

固定資産・・・長期間保有する資産のことです。

流動であるか固定であるかは決算日後1年の間に現金化又は費用化するかで決まります。これをワンイヤールールといいます。

負債についても同じで1年以内に返済義務があるものを流動負債、社債などの1年以上あとに返済義務があるものを固定負債といいます。

2 流動比率

この値は会社の資金繰りがしっかりしているかを見る値です。

100%以上あれば短期的な支払い能力があるといえます。

1年で入ってくるお金(流動資産)が1年に出ていくお金(流動負債)より少ないと返済できなくなってしまうので100%以下だと危ないということは分かりますよね。

計算式

流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100

さて流動資産は1年以内に資産にできる値と説明しましたが、負債の返済期限が数日後に迫っているのに、資産が調達できるのに数か月後となってしまうと返済できず会社が倒産してしまいます。

次はそのための指標について記載します。

前提知識

当座資産・・・流動資産のなかでも現預金や受取手形、売掛金、有価証券など、特に資金化しやすい資産のこと

3 当座比率

この値が100%以上あれば先ほど説明したような「返済が間に合わない」といったことにならないため安全だといえます。

当座比率(%)=当座資産÷流動負債×100

4 固定比率

この値は必要な固定資産を資本でどの程度まかなっているのかを分析することで、企業の設備投資に無理がないかを知ることができます。

固定比率=固定資産÷資本×100

この値が100パーセントを超えている場合、負債によって固定資産を賄っていることになります。

この値が100パーセントを超えたとき注目するべきなのが次の値です。

5 固定長期適合率

この値を確認することで固定資産を資本と長期的に返済義務のある負債で賄えているかを確認できます。

固定長期適合率(%)=固定資産÷(資本+固定負債)×100

この値が100%以上であると、流動負債で賄っていることがわかります。短期的に払うことのできる資産がなく倒産の可能性があります。

6 売上高営業利益率

売上高の何割が営業利益かを見る値です。

売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100

この値が高ければ売上高増加に伴う営業利益の増加が高くなるといえます。

次回も用語について勉強していきます。

覚えることが多く大変ですが、金融について知っていくために必要なことです。

会社が安全に経営していけるかについて、今回説明した値から見極めていきましょう。

それでは!

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