音楽解説

フランツ・リスト ラ・カンパネラ アナリーゼ(楽音分析)

カンパネラはイタリア語で「鐘」という意味があります。 この曲は親しみやすい旋律と華やかなピアノの技巧から、ピアノ曲で有名です。 特に楽譜の見た目に特徴があります。 異常ともいえるほどダイナミックな見た目をしていて、もちろん演奏には非常に高い技術が要求されます。 リストは1811年にハンガリーで生まれ、ウィーン、パリで学び、ヨーロッパ各地で演奏旅行をしながら、拠点をスイス、ヴァイマール、ローマと移していった、国際色豊かな人でした。 10歳のときに練習曲集で有名なツェルニーに学び、12歳のときにはベートーヴェンが演奏会に来るなど、幼少期から才能を発揮し、高い名声を得ていました。 20歳のとき、パガニーニの演奏会を聴き、「僕はピアノのパガニーニになる!」と叫んだという逸話があります。 パガニーニは当時のスター的なバイオリニストで、悪魔に魂を売り渡したと言われるほどの技巧を持ち、逸話は枚挙にいとまがありません。 作曲家としても非常に優れていて、特に親しみやすい旋律は、後世の作曲家たちに多くのインスピレーションを与えています。 リストもパガニーニの影響を強く受けた作曲家の一人で、パガニーニの曲を何度もピアノ独奏用に編曲しています。 そのうちの一つが有名なこの「ラ・カンパネラ」です。 原曲は「バイオリン協奏曲第2番 3楽章」、通称「鐘のロンド」です。
ゼロから始まるRO生活

高額カード相場表(令和4年8月時点)ゼロから始まるRO生活

皆さんごきげんよう。   毎月恒例高額カードの相場表を作成しました。   相場表で「ここを変えて欲しい」といった要望があれば、お問い合わせページやコメントから意見をしてくださると改善できます。気軽に意見をもらえると助かります。   検索方法...
雑記

ブログのPV数推移(令和4年7月作業内容)

皆さんごきげんよう。   今月もブログのPV数推移について記録していこうと思います。   PV数:17631 作成記事数:16記事   今月は先月と同じくらいのPV数でした。   先月から始めた音楽解説の記事を短期間で投稿するようにしていま...
音楽解説

E.サティ ジムノペディ 第1番 アナリーゼ(楽音分析)

サティのジムノペディは第1番から第3番まであり、有名なのはこの第一番です。3/4拍子のゆったりとしたテンポ、装飾を排した簡素な曲調、独特の愁いを帯びた旋律が特徴です。 サティの代表的な作品として、タイトルとともに知られるようになった『ジムノペディ』という名称は、 全裸で大勢の青少年が、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々をたたえる祭典をモチーフにして作った造語です。 サティはこの祭りの様子を描いた古代の壺を見て曲想を得たといわれています。 ゆったりとした音楽からはモチーフの祭典が全然想像がつかないのは私だけでしょうか。
音楽解説

F.F.ショパン エチュード 作品10-1 ハ長調 アナリーゼ(楽音分析)

この曲は1830年11月に作曲されました。 幅広い音域でのアルペジオ(分散和音)の習得を目的としており、難易度が非常に高い作品です。 ショパンのエチュード(練習曲)は、「1番から順番に弾いてはいけない」と言われています。 それは、この曲の難易度が非常に高いのが理由です。 この作品では、ピアノの4オクターブを越える音域を、端から端へと右手の分散和音が駆け抜けます。 演奏の際には、右手の拡張と伸縮が課題となるのと同時に、右手上腕の柔軟性が求められます。 加えて、低音域から高音域、またその逆へと進行する分散和音を無理なく演奏できるようになるためには、 上半身の安定を意識する必要がある作品です。 練習曲とは思えない難易度ですが、曲も練習曲とは思えないほどの美しいメロディを奏でることで有名な作品です。
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F.F.ショパン エチュード 作品25-11 木枯らし アナリーゼ(楽音分析)

この冒頭の4小節は作曲当初には存在しなかったが、後に友人の提案によって追加されています。 ショパンのエチュード(練習曲)集の一つです。 右手が旋律音の間を急速に上下するパッセージワークのための練習曲です。 右手は一部を除いてひたすらパッセージワークを奏で、左手が序奏の旋律を担当します。 右手が幅広い音域を行ったり来たりするため、腕だけでなく、上半身全体のスムーズな体重移動が要求される高難易度の作品です。 練習曲として、速くて細かいパッセージで右手が鍛えられるようになっていますが、 その動きがあたかも厳しい冬の木枯らしに乱舞する、落ち葉のようすを描写していることから、 この題名は広く知れ渡っています。
音楽解説

フランク・ミルズ 愛のオルゴール アナリーゼ(楽音分析)

この曲はカナダのピアニストフランク・ミルズの最初のアルバム『詩人と私』に収められたピアノの曲です。 1978年にラジオ向けのプロモーションのためにシングル・カットしたところ、 ヨーロッパ、アジアで人気を呼び、北米で大ヒットしました。 日本では、独自の歌詞をつけたリメイク曲「潮騒のメロディー」としても知られています。 インストゥルメンタル曲でありながら印象的で覚えやすいメロディを持ち、 多くのアーティストにカバーされており、各種BGMなどでも多用されています。
ゼロから始まるRO生活

今のラグナロクオンラインってどうなってるの? 2022年 復帰者向け ゼロから始まるRO生活

この記事はラグナロクオンラインの復帰者向けに作っています。 この記事を読むと ・いまのラグナロクオンラインってどうなっているの? ・ラグナロクオンラインの簡単な経緯 ・復帰して今から楽しむにどうすればいいの? ・初心者向けの金策 といった疑問を解決できます。
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E.W.エルガー 愛のあいさつ アナリーゼ(楽音分析)

愛のあいさつは、エルガーが31歳の時に作曲した作品です。この曲は、エルガーの人生にとても大きく関わっている曲です。 エルガーは29歳の時、後の妻になるキャロライン・アリス・ロバーツのピアノ教師を務めることになりました。 エルガーより8歳年上の彼女はイギリスの名家に育ち、当時既に著書も出版している才女でした。 ほどなく恋に落ちた二人でしたが、当時のエルガーは音楽教師などで生計を立てる貧しい駆け出しの作曲家でした。 加えて社会的な身分や年齢も違う上に、二人はキリスト教の教派も異なり、アリスの家族から強く反対されることになります。 しかし、周囲の反対にもかかわらず、二人は1888年に婚約を交わします。 その時にエルガーからアリスに婚約記念として贈ったのが、「愛のあいさつ」です。 婚約の時に音楽を送るなんてロマンティックですね。 周囲の大きな反対にも負けず、彼らは互いに支えあい結婚一年後には一人娘が生まれています。 また、「威風堂々」や「エニグマ変奏曲」などの名曲を作曲しついには名声を獲得しました。 彼の成功には妻の支えが、なくてはならないものでした。 この曲は二人が支えあって、共に歩みだす第一歩となる作品でもあります。
RO クエスト,イベント

令和4年 ゲフェンメロンフェスタ 今年はエンチャントが優良 ゼロから始まるRO生活

メロンフェスタをやっておくといい理由として強力なエンチャントがつけられる武器が比較的簡単に作れるためです。 また今回はイベントをクリアする事で頭中段でアルカナがついた装備(エンチャントすることで、アルカナカードもエンチャント可能)をもらうことができます。 アルカナは非常に強力なエンチャントのためぜひ手に入れましょう。