音楽解説

E.サティ ジムノペディ 第1番 アナリーゼ(楽音分析)

サティのジムノペディは第1番から第3番まであり、有名なのはこの第一番です。3/4拍子のゆったりとしたテンポ、装飾を排した簡素な曲調、独特の愁いを帯びた旋律が特徴です。 サティの代表的な作品として、タイトルとともに知られるようになった『ジムノペディ』という名称は、 全裸で大勢の青少年が、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々をたたえる祭典をモチーフにして作った造語です。 サティはこの祭りの様子を描いた古代の壺を見て曲想を得たといわれています。 ゆったりとした音楽からはモチーフの祭典が全然想像がつかないのは私だけでしょうか。
音楽解説

F.F.ショパン エチュード 作品10-1 ハ長調 アナリーゼ(楽音分析)

この曲は1830年11月に作曲されました。 幅広い音域でのアルペジオ(分散和音)の習得を目的としており、難易度が非常に高い作品です。 ショパンのエチュード(練習曲)は、「1番から順番に弾いてはいけない」と言われています。 それは、この曲の難易度が非常に高いのが理由です。 この作品では、ピアノの4オクターブを越える音域を、端から端へと右手の分散和音が駆け抜けます。 演奏の際には、右手の拡張と伸縮が課題となるのと同時に、右手上腕の柔軟性が求められます。 加えて、低音域から高音域、またその逆へと進行する分散和音を無理なく演奏できるようになるためには、 上半身の安定を意識する必要がある作品です。 練習曲とは思えない難易度ですが、曲も練習曲とは思えないほどの美しいメロディを奏でることで有名な作品です。
音楽解説

F.F.ショパン エチュード 作品25-11 木枯らし アナリーゼ(楽音分析)

この冒頭の4小節は作曲当初には存在しなかったが、後に友人の提案によって追加されています。 ショパンのエチュード(練習曲)集の一つです。 右手が旋律音の間を急速に上下するパッセージワークのための練習曲です。 右手は一部を除いてひたすらパッセージワークを奏で、左手が序奏の旋律を担当します。 右手が幅広い音域を行ったり来たりするため、腕だけでなく、上半身全体のスムーズな体重移動が要求される高難易度の作品です。 練習曲として、速くて細かいパッセージで右手が鍛えられるようになっていますが、 その動きがあたかも厳しい冬の木枯らしに乱舞する、落ち葉のようすを描写していることから、 この題名は広く知れ渡っています。
音楽解説

フランク・ミルズ 愛のオルゴール アナリーゼ(楽音分析)

この曲はカナダのピアニストフランク・ミルズの最初のアルバム『詩人と私』に収められたピアノの曲です。 1978年にラジオ向けのプロモーションのためにシングル・カットしたところ、 ヨーロッパ、アジアで人気を呼び、北米で大ヒットしました。 日本では、独自の歌詞をつけたリメイク曲「潮騒のメロディー」としても知られています。 インストゥルメンタル曲でありながら印象的で覚えやすいメロディを持ち、 多くのアーティストにカバーされており、各種BGMなどでも多用されています。
ゼロから始まるRO生活

今のラグナロクオンラインってどうなってるの? 2022年 復帰者向け ゼロから始まるRO生活

この記事はラグナロクオンラインの復帰者向けに作っています。 この記事を読むと ・いまのラグナロクオンラインってどうなっているの? ・ラグナロクオンラインの簡単な経緯 ・復帰して今から楽しむにどうすればいいの? ・初心者向けの金策 といった疑問を解決できます。
音楽解説

E.W.エルガー 愛のあいさつ アナリーゼ(楽音分析)

愛のあいさつは、エルガーが31歳の時に作曲した作品です。この曲は、エルガーの人生にとても大きく関わっている曲です。 エルガーは29歳の時、後の妻になるキャロライン・アリス・ロバーツのピアノ教師を務めることになりました。 エルガーより8歳年上の彼女はイギリスの名家に育ち、当時既に著書も出版している才女でした。 ほどなく恋に落ちた二人でしたが、当時のエルガーは音楽教師などで生計を立てる貧しい駆け出しの作曲家でした。 加えて社会的な身分や年齢も違う上に、二人はキリスト教の教派も異なり、アリスの家族から強く反対されることになります。 しかし、周囲の反対にもかかわらず、二人は1888年に婚約を交わします。 その時にエルガーからアリスに婚約記念として贈ったのが、「愛のあいさつ」です。 婚約の時に音楽を送るなんてロマンティックですね。 周囲の大きな反対にも負けず、彼らは互いに支えあい結婚一年後には一人娘が生まれています。 また、「威風堂々」や「エニグマ変奏曲」などの名曲を作曲しついには名声を獲得しました。 彼の成功には妻の支えが、なくてはならないものでした。 この曲は二人が支えあって、共に歩みだす第一歩となる作品でもあります。
RO クエスト,イベント

令和4年 ゲフェンメロンフェスタ 今年はエンチャントが優良 ゼロから始まるRO生活

メロンフェスタをやっておくといい理由として強力なエンチャントがつけられる武器が比較的簡単に作れるためです。 また今回はイベントをクリアする事で頭中段でアルカナがついた装備(エンチャントすることで、アルカナカードもエンチャント可能)をもらうことができます。 アルカナは非常に強力なエンチャントのためぜひ手に入れましょう。
音楽解説

ソナチネ14番 モーツァルト ピアノソナタ15番  一楽章 アナリーゼ(楽音分析)

ソナチネとは「小さいソナタ」という意味です。 ソナタの語尾に -ine を付けて“小さい”という意味が加わった造語です。 このピアノソナタは、モーツァルトが自作の作品目録に「初心者のための小さなソナタ」と記しており、 ソナタアルバムやソナチネアルバムにも収められていることから、ピアノ学習者にはおなじみの曲となっています。 比較的難易度が低い作品ではありますが、知名度が高い作品です。 特に冒頭の部分は誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
音楽解説

F.F.ショパン エチュード 作品10-3 別れの曲 アナリーゼ(楽音分析)

この曲は、ショパンのエチュード(練習曲)集の一つで、日本では「別れの曲」の名で親しまれています。 これは、1934年にショパンの生涯を描いたドイツ映画「別れの曲」でこの曲が使われていたためです。 映画のタイトルがそのまま曲名として定着しました。 冒頭の旋律は特に有名で、誰もが一度は聴いたことがあると思います。 「別れの曲」が作曲されたのは1832年でショパンが22歳の時だと言われています。 この頃のショパンは故郷ポーランドを離れ、パリへと拠点を移しています。 「パリでの成功を夢見る心情」と「故郷を懐かしむ心情」の中で作られた作品です。 ショパンの練習曲はただのテクニックの習得の曲ではなく、美しく芸術的な作品と言われています。 この曲はその中でも突出して美しい作品で、ショパン自身も「これ以上美しい旋律を作ったことはない」と語っているほどの作品です。
雑記

ブログのPV数推移(令和4年6月作業内容)

皆さんごきげんよう。   今月もブログのPV数推移について記録していこうと思います。   PV数:17669 作成記事数:7記事   今月はPV数が下がりました。   ラグナロクオンラインの精錬祭イベントが終わるとがっつりPV数が下がってい...