今回はVAIO(ソニー製)ノートパソコンの各シリーズについて解説します。
「VAIO」は1997年にソニーのパソコンブランドとして誕生しました。
主にノートパソコンの品揃えが豊富で、自分のニーズに合わせた製品を選ぶことができます。
VAIOは以下の4つのシリーズで展開しています。
- Sシリーズ
- SXシリーズ
- Zシリーズ
- Proシリーズ
それぞれ「VAIO S 型番」「VAIO SX 型番」「VAIO Z 型番」「VAIO Pro 型番」といったように紹介されていることが多いです。型番だけでも見分けることができます。
今回はそれぞれのシリーズを見分け方と特徴について解説していきます。
Sシリーズ
Sの後の数字はモニターのサイズを表しています。
Sシリーズの主な型番は以下のものがあります。
- VJS1348
- VJS1558
後述するSXシリーズと見分けが難しいですが、展開しているモニターサイズが違います。
Sシリーズは13.3型と15.6型で展開しているので4~5桁目の数字も含めて見分けられます。
「VJS1348」は3桁目の「S」でSシリーズ、
4〜5桁目の「13」でモニターサイズ13.3インチを表しています。
「VJS1558」は3桁目の「S」がSシリーズ、
4~5桁目の「15」がモニターサイズ15.6インチを表しています。
仕事での使用を想定したビジネス向けのモデルであり、Web閲覧・SNS・メール程度の用途であればコストを抑えて購入できるエントリークラスです。
約1kgと軽量でバッテリー駆動時間も長いため、外出先に持ち出して使うならピッタリです。
デメリットは動画編集といった重いデータを扱う作業を行う方には物足りないスペックであることです
SXシリーズ
SXシリーズの型番は以下のものがあります。
- VJS1258
- VJS1458
前述したSシリーズ型番と思われがちですが、展開しているモニターサイズがSシリーズとは違うのがポイントです。
SXシリーズが展開しているモニターサイズは12.5型と14.0型になるので、
3桁目の「S」と4~5桁目の数字でSXシリーズと見分けます。
「VJS1258」の3桁目の「S」がSXシリーズ、
4~5桁目の「12」がモニターサイズの12.5型を表しています。
「VJS1458」の3桁目の「S」がSXシリーズ、
4~5桁目の「14」がモニターサイズの14.0型を表しています。
SXシリーズは、軽量ボディに大容量バッテリーを搭載した、携帯性に富んだ設計が特徴です。
「SX14」は4K解像度対応の14型ディスプレイで、仕事でもプライベートでも使いやすいモデルとなっており、12.5型ディスプレイの「SX12」は、薄型で軽量なSIMフリーLTE対応モデルで、携帯性を重視する方におすすめです。
Zシリーズ
次はZシリーズですが、こちらも見分けられます。
型番のVJZ141を例に説明します。
型番にある「VJZ141」の3桁目のZがZシリーズを表しており、4~5桁目の「14」が14.0型ワイドディスプレイだと示しています。
Zシリーズはスペック・携帯性・堅牢性を追求する人向けでメーカーが提供する製品の中で、最上級品です。
Core i7の高性能CPU搭載で、メモリー・ストレージどちらも大容量。
動画編集・オンラインゲーム・マルチタスクなどさまざまな高負荷用途に対応しており、
落下などの衝撃に高い耐性を備えていながら、1kg前後と軽量で持ち運びやすさも抜群です。
予算に余裕があり妥協したくないなら、Zシリーズをチェックすることをおすすめします。
Proシリーズ
Proシリーズは、セキュリティ性の高いWindows 10か11 Proを搭載した、法人向けのモデルです。
OSがWindowsProなのもこのシリーズの特徴です。
Proシリーズの型番は以下のものがあります。
モニターサイズが14型の「Pro PK」のもの
・VJPK22
持ち歩きやすい12.5型の「Pro PJ」
・VJPJ22
どちらもProシリーズは携帯性にすぐれた軽量ボディながら、駆動時間の長いバッテリーを搭載しているため、外出先でも充電切れの心配なく使用できます。
セキュリティや堅牢性、国内での製造、手厚いサポートを求めwindowsProの機能が欲しいという方がこのシリーズを選んでいます。
まとめ
今回はVAIOの4つのシリーズのおすすめポイントをまとめました。
どのシリーズも高性能で高級です。値段はある程度しますが、売れているいるのはブランド力や信頼がある証です。
各シリーズについての知識を知っておくと自分の欲しい種類のパソコンを簡単に見つけることができます。
ぜひ参考にしてください。
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