投資信託ならおすすめ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を紹介

株式

この記事はインデックスファンド初心者向けてyoutubeなどでおすすめされているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とはどういう投資商品なのかを解説する記事です。

この記事を読むことで

・インデックスファンドとは何か

・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは何か

を知ることができます。

 

インデックスファンドとは何か

インデックスファンドは指数に連動する投資信託です。

指数とは、マーケットの動向などを表す指標のことで、日本の株式市場では、日経平均株価やTOPIXが、日本の債券市場では、NOMURA-BPI総合などが代表的な指数とされています。

インデックスファンドの運用では、こうした指数が運用の目標として選定され、その指数と連動するように機械的に株式が購入・売却されます。

 

優良なインデックスファンドに投資するのメリットとして

・購入・売却を機械的に行うため手数料が安い

・価値が長期的に上昇しているため長期投資に向いている

・インフレ対策になる

というメリットがあります。

 

今回紹介するインデックスファンドは、金融庁がつみたてNISA対象にした商品です。

金融庁は投資家が投資で利益を得ること(得た利益から税金を回収すること)を目的にしており、手数料が高い証券会社の不良投資商品を除外しています。

ここから金融庁のつみたてNISA対象に選ばれた、優良商品であることがわかります。

それでは見ていきましょう。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は、アメリカのS&P500指数に投資できるインデックスファンドです。

・運用会社:三菱UFJ国際投信株式会社

・ファンド設定日:2018年10月31日

・信託報酬 (税込)/年:0.0968%

・純資産:約1兆6,309億円

・連動指数:S&P500

・運用方針:米国の株式に投資し、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。原則として為替ヘッジは行いません。

(2022年11月30日時点)

組入上位10業種 業種 比率

1 ソフトウェア・サービス 12.6%

2 医薬品・バイオテクノ・ライフ 8.4%

3 テクノロジ・ハードウェア・機器 8.0%

4 メディア・娯楽 6.5%

5 ヘルスケア機器・サービス 6.0%

6 資本財 5.7%

7 小売 5.6%

8 半導体・半導体製造装置 5.4%

9 各種金融 5.3%

10 エネルギー 5.0%

 

組入上位10銘柄 地域 業種 比率

1 APPLE INC アメリカ テクノロジ・ハードウェア・機器 6.3%

2 MICROSOFT CORP アメリカ ソフトウェア・サービス 5.3%

3 AMAZON.COM INC アメリカ 小売 2.6%

4 ALPHABET INC-CL A アメリカ メディア・娯楽 1.9%

5 BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B アメリカ 各種金融 1.6%

6 NVIDIA CORP アメリカ 半導体・半導体製造装置 1.4%

7 EXXON MOBIL CORP アメリカ エネルギー 1.4%

8 UNITEDHEALTH GROUP INC アメリカ ヘルスケア機器・サービス 1.3%

9 TESLA INC アメリカ 自動車・自動車部品 1.3%

10 ALPHABET INC-CL C アメリカ メディア・娯楽 1.3%

 

おすすめする理由

この商品を買うだけでアメリカの主要500社に分散投資を行うことができます。

(アメリカの主要500社はアメリカ株式市場全体の約80%の時価総額比率となります。)

手数料も低水準で、買付手数料は0円、信託報酬も0.0968%以内と非常に低い水準となっています。

組み入れられる500社は、時代の変化に合わせたトップ企業約500社で構成される様、自動で調節してくれます。

過去長期でのパフォーマンスも高く、長期投資におすすめの商品です。

 

過去実績

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)チャート推移

過去のチャート(パフォーマンス)を確認すると、基準価額は設定日から現在までの4年間で約2倍になっていて、長期的には右肩上がりに推移していることが分かります。

また、目標指数(ベンチマーク)であるS&P500指数ともしっかりと連動しています。

引用:三菱UFJ国際投信 月次レポート2023/1/31

 

S&P500指数チャート推移

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の目標指数である、S&P500指数のパフォーマンスを長期間(直近15年)で確認すると、一時的な下落局面はあるものの、長期的にみると右肩上がりに推移してます。

引用:yahooファイナンス

 

期待されるメリット

リターン(年率) (引用:日本経済新聞社 リスク・リターン (2023年1月末時点))

6ヵ月:-7.27%、1年:+3.85%、3年:+15.04%

直近6か月は世界的な株安に伴いマイナスとなっていますが、長期で見るとプラスになっています。

アメリカは先進国で唯一人口が増加傾向となっている国であること(世界の人口2020調べ)や、GDPで世界最大であることなどから、今後更なる経済成長が期待できます。

最低限期待できるリターン

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の目標指数である、S&P500指数の過去パフォーマンス実績は下記となります。

(年率平均・配当込み・円ベース・2023年1月末時点集計)

 

15年間の年率平均を試算するとリターンは約11.2%となります。

長期的には最低限11.2%程のリターンを見込め、15年間で投資額は約494%(100円の投資が494円)となっております。

またよく比較される全世界株式と比べても、過去のパフォーマンスが最も良いです。

出所:出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成

先ほどご紹介した、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス指数とS&P500を比較すると、全体的にはS&P500のパフォーマンスが優れてます。

また、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス指数の国別構成比では、米国株の割合が50%超を超えているため、2つの指数は類似した動きとなる場合が多いです。

米国への集中投資となりますが、世界トップの経済国である米国の厳選されたトップ企業約500社(アメリカ株式市場全体の約80%の時価総額比率)であることを考えると、十分に分散投資されており、倒産リスクを抱えた様な企業が外されています。

 

 

まとめ

今回は

・インデックスファンドとはなにか

・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とはなにか

について説明しました。

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