証券口座を放置・解約するとデメリットはあるのか?

証券口座開設

「使っていない証券口座を放置したら、手数料とか取られるの?」

「使っていない証券口座を解約したいけど、手数料かからないよね?」

といった心配がある方に向けて記事を作成しました。

この記事では証券口座を放置したらどうなるのか、解約時の注意点をまとめました。

 

結論

 

証券口座解約時に手数料はかかりませんがいくつか注意点があります。

 

また証券口座を放置する場合、以下のようなデメリットが考えられます。

 

・残高維持手数料がかかる場合がある

証券口座には、一定期間取引がない場合や一定額以上の残高がない場合に、残高維持手数料がかかる場合があります。これらの手数料は、口座を放置していると意図せずとも支払うことになり、無駄な費用になります。

  

・口座管理に関する情報が古くなる

口座を放置すると、住所や連絡先などの口座管理に関する情報が古くなる可能性があります。この場合、証券会社から連絡があった際に情報が一致しないため、手続きが進まないことがあります。

 

・休眠口座となり指定の手続きをしないと再度利用できない

証券口座を使った取引を全く行っていないと休眠口座(10年以上利用履歴がない口座)となり、それでも手続きが行わない場合自動的に解約や指定の続きを取らなければ再度利用できなくなる場合があります。

 

・取引機会を逃す

証券口座を持っていると、投資の機会が生まれることがあります。口座を放置していると、良い投資機会を逃してしまう可能性があります。

 

以上のような理由から、証券口座を放置していると、手数料がかかること取引履歴を確認できなくなるといったデメリットがあります。

 

利用しない証券口座は解約してしまうのも一つの手です。

 

証券口座解約時のデメリットと注意点

証券口座の解約には手数料はかかりませんが、以下の点に注意する必要があります。

  • 取引履歴は保管しておく
  • 保有資産を売却するか引き継ぐかを考える
  • 未決済の取引がある場合には注意する

  

口座を解約する前に、取引履歴を保管しておくことが重要です。取引履歴は、税金の申告や将来的な証明書の提出などに必要となるからです。

 

口座を解約する場合、株式や投資信託などの残高を保有している場合売却するか、別の口座に引き継ぐ必要があります。また、未決済の取引がある場合、解約手続きができないため、事前に確認しておく必要があります。

 

以上の点を踏まえて、証券口座を解約する際に注意することが重要です。

 

口座維持手数料

各証券会社の口座維持手数料は以下の通りです。

 

楽天証券やSBI証券は手数料がかかりませんが、取引を全く行っていないと休眠口座(10年以上利用履歴がない口座)となり、それでも手続きが行われないと口座が解約されてしまいます。

  口座維持手数料 備考 参考
楽天証券 無料 休眠口座となった場合、再利用のための手続きが必要 休眠口座
手数料
SBI証券 無料 休眠口座となった場合、再利用のための手続きが必要 休眠口座
手数料
マネックス証券 無料 休眠口座となった場合、再利用のための手続きが必要 休眠口座
手数料
松井証券 無料   手数料
GMOクリック証券 無料   手数料
auカブコム証券 無料   手数料
大和証券 無料 但し株式や外国証券のお預かりに「口座管理料」がかかる。 手数料
SMBC日興証券 無料   手数料
野村證券 無料   手数料
みずほ証券 無料   休眠口座
手数料
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 無料   休眠口座
手数料
岡三証券 無料   手数料
東海東京証券 無料   手数料

 

まとめ

証券口座を放置する大きなデメリットは手数料がかかることです。

 

ほとんどの証券口座は基本手数料無料ですが、休眠口座になった場合別途手続きが必要です。

 

今後使わないのであれば無料で口座解約できるので検討するのもいいと思います。

 

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参考:証券口座の開設手続き

 

証券会社の開設手続きについては以下のサイトにそれぞれまとめてあるので参考にしてください。

 

 

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