2025年1月高配当株 おすすめ銘柄まとめ

株式

皆さんごきげんよう。

 

今回は2025年1月時点での高配当株おすすめ銘柄についてまとめた記事を作成します。

 

新NISAによって個別株に240万円非課税で投資することができるようになり、株購入はますます注目されています。

 

この記事では年間にもらえる配当額が高く、会社が安定しており今後減配や株価の下落の可能性が低い株式についてまとめています。

 

どのような理由でその株式を選んだかという理由についてもまとめており、最終的には誰でも良い株式を選定できるようにすることを目的としているので参考にしてもらえればと思います。

 

※今回勧めている株式は自分でも一部購入予定ですが、必ず株価が上がる・損をしないというわけではありません。購入は自己責任でお願いします。

  

株式の選定方法

 

結論からになりますが今回株式を選定するための項目としては、金融の解説を行うことで有名なyoutuberの両学長の選定方法を参考としています。以下の11項目を総合的に評価して、株式を購入します。

 

(1) 配当利回り3.75%以上

(2) 配当推移が上昇傾向、変動が激しくない、過去10年で減配がない無配転落し  ていない

(3) 配当性向が60%以下

(4) 売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない

(5) 営業利益率が10%以上

(6) 自己資本比率が40%以上

(7) EPSが上昇傾向、変動が激しくない

(8) 1株当たりの純資産が長期的に上昇傾向

(9) 流動比率200%以上

(10) 営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない

(11) 配当金が一時的に2倍に増加しただけではないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

参考動画

 

おすすめ高配当株

 

今回選んだ株式は2024年1月現在で高配当ランキング上位から順番に選定していき安定的に配当が得られると考えられるものを選びました。

 

株式ランキング(配当利回り(会社予想)) - Yahoo!ファイナンス
株式投資に役立つ、国内上場銘柄を対象としたランキング。「値上がり」「値下がり」「出来高」など約40種類のランキング情報をデイリー、週次、月次や市場別で掲載。ストップ高や高値更新銘柄も。Yahoo!ファイナンスでは株価速報、チャート、ランキング、ポートフォリオ、ニュース、掲示板など投資判断に役立つ情報を掲載しています。

 

今回選んだ銘柄については過去10年での減配が1回以下無配転落なし、配当性向3.75%以上、配当推移が上昇傾向が前提となっており、高配当株投資向きの銘柄を選定しました。

選んだ銘柄は以下の通りです。

 

7343 ブロードマインド

7467 萩原電気 HD

5288 アジアパイル HD

5602 栗本鐵工所

7267 本田技研工業

4221 大倉工業

9274 KPPグループ HD

3276 JPMC

4528 小野薬品工業

 

7343 ブロードマインド

生命保険、証券、住宅ローンをコンサル販売している企業です。

 

各指標については以下の通りです。

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上(5%以上で△)
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上(100%以上で△) 〇(約351%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか) ×

 

総合評価

おすすめ度7.0(10段階中)

 

この企業は直近10年では減配しておらず、配当性向も50%以下と無理のない配当を出していることが分かります。自己資本比率も77%と十分で、売上も上昇傾向で今後も収益が見込めることが分かります。

7467 萩原電気 HD

自動車向けの半導体、電子機器の開発・製造・販売を行っている企業です。

 

各指標については以下の通りです。

 

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上 ×
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない ×
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 〇(約247%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

総合評価

おすすめ度6.5(10段階中)

 

売上高、BPSともに増加傾向で今後も成長が見込めると考えられます。

ただし、過去10年で減配があることや自己資本比率が減少傾向なこと配当性向が若干上がりつつあることから、今後の減配にも注意する必要があります。

 

とはいえ流動比率も高く財務的にも問題ないため、購入する価値があると思います。

 

5288 アジアパイル HD

コンクリート杭の製造・施工に加え、杭基礎工事全般を手掛ける国内唯一の総合基礎建設会社です。

 

各指標については以下の通りです。

 

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない ×
営業利益率が10%以上 ×
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない ×
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 〇(約317%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

総合評価

おすすめ度6.0(10段階中)

 

直近10年で減配がなく配当性向も40%以下、配当額も安定的に増加しています。

自己資本比率も流動比率も問題なく、財務状況は問題ないと考えられます。

但し直近の売上が減少しており、今後も注意していく必要があります。

  

5602 栗本鐵工所

ライフライン事業、機械システム事業、産業建設資材事業の製品の製造販売を主に行っている企業です。

各指標については以下の通りです。

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 △(約159%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

総合評価

おすすめ度6.0(10段階中)

売上高・EPS・BPSはおおむね上昇傾向で今後も成長が見込めると考えられます。

配当については直近で大きく増配しており、今後も安定的に配当収益が見込めるか注意が必要です。

自己資本比率54%と高めなので財務的に問題ないと思われます。

7267 本田技研工業

自動車の製造・販売に関連する事業を主に行っている企業です。

各指標については以下の通りです。

 

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上(5%以上で△)
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない ×
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上(100%以上で△) △(約125%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

 

総合評価

おすすめ度5.5(10段階中)

 

この銘柄は配当性向60%以下でBPSの推移や自己資本比率は優良ですが、過去に一度減配したことやEPS、売上推移が安定していない部分に注意が必要です。 

配当金直近で大きく増加しているので今後、減配しないか考慮する必要があります。

4221 大倉工業

ポリエチレン、ポリプロピレンの各種製品、各種の光学機能性フィルム製品、加工合板、パーティクルボード及び加工ボード等の加工及び製造販売、宅地造成及び建物の建築販売を主に行っている企業です。

 

各指標については以下の通りです。

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない ×
営業利益率が10%以上(5%以上で△)
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上(100%以上で△) △(約150%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

総合評価

おすすめ度5.5(10段階中)

この銘柄は配当性向60%以下でBPSの推移や自己資本比率は優良ですが、直近10年以内に一度減配したことやEPS、売上推移が安定していない部分に注意が必要です。 

配当金直近3年間で大きく増加しているので今後、減配しないか考慮する必要があります。

  

9274 KPPグループ HD

大手製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主に行っている企業です。

 

各指標については以下の通りです。

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上 ×
自己資本比率が40%以上 ×
EPSが上昇傾向、変動が激しくない
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 △(約122%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

 

総合評価

おすすめ度5.5(10段階中)

 

この企業は直近10年では減配しておらず、配当性向も20%以下と無理のない配当を出していることが分かります。自己資本比率、営業利益率は低めでEPS・営業CFは他安定していないことが分かります。

3276 JPMC

賃貸経営の代行を主に行なっている企業です。

 

各指標については以下の通りです。

 

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上 ×
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない ×
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 〇(約213%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

 

総合評価

おすすめ度6.5(10段階中)

売上高、BPSともに上昇傾向で成長性もあり、自己資本比率、流動比率ともに優良です。

ただし過去10年でに1度減配があったこと、配当性向が60%以上の年もあったことから今後減配のリスクもあることを考慮する必要があります。

 

4528 小野薬品工業

医療品・医薬品の開発・製造・販売を行っている企業です。

 

各指標については以下の通りです。

各指標 評価
配当利回り3.75%以上
配当推移が上昇傾向、変動が激しくない
過去10年間の減配1回以下
配当性向が60%以下
売上高が長期的に上昇傾向、変動が激しくない
営業利益率が10%以上
自己資本比率が40%以上
EPSが上昇傾向、変動が激しくない ×
1株当たりの純資産(BPS)が長期的に上昇傾向
流動比率200%以上 〇(約431%)
営業活動によるキャッシュフローが上昇傾向、変動が激しくない ×
配当金が一時的に増加していないか(記念配など短期的な値上がりではないか)

  

総合評価

おすすめ度8.0(10段階中)

 

この企業は直近10年では減配しておらず、配当性向も30%以下と無理なく今後も配当を出し続けられると考えられます。株主資本比率も高く収益・BPSも年々増加傾向にあるため順調に成長していると分かります。

まとめ

 

今回は高配当ランキングの上位銘柄から良いと思われるものを選出して紹介しました。(以前紹介したものを除く)

 

去年度からNISA枠が240万拡充されたことにより、投資に対する期待は高まっていますが、重要なのは良い銘柄の株式を購入することです。

 

そのためにはしっかりと銘柄選定をする必要があります。

 

この記事では、どのように考えてその銘柄を選んだかを記載しています。

購入の際の参考にしてもらえればうれしいです。

 

参考

 

過去に紹介した銘柄は以下でまとめています。

 

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