この記事では
・インデックスファンドとは何か
・インデックスファンドのメリット
・おすすめの購入方法
・出口戦略
について解説しています。
姉さん、最近youtubeを見てて聞いたんだけど、インデックスファンドっていうのに投資するといいって聞いたんだけど、本当なの?
そうね、インデックスファンド投資における最適解の一つだと思っているわ。
なるほど、あんまりよくわかってないんだけどういうものを買えばいいの。
注意点とかあったら教えてほしいのだけど。
そうね、じゃあ今回はインデックスファンドについて解説していくわ。
今回はインデックスファンドについて解説します。
インデックスファンドとは
そもそもインデックスファンドとは何でしょうか?
特定の指数(インデックス)と同じ値動きをするよう運用される投資信託のことを指しています。
日経平均やニューヨークダウ平均株価などが特定の分野の株式など全体の数値をまとめたものが指数です。
投資信託には主に二つの種類があり今説明したインデックスファンドに加えて、指数に連動しないアクティブファンドがあげられます。
アクティブファンドはインデックスファンドよりも好成績を上げることを目的としてしており、指数に連動しない特徴があります。
私が重要視しているのは、
手数料ができるだけ取られないこと。投
資した指数が長期的には上がること。
この2つを重要視しています。
インデックスファンド、アクティブファンドの違い
インデックスファンドとアクティブファンドのメリット、デメリットは以下のものがあげられます。
メリット | デメリット | |
インデックスファンド |
信託報酬、手数料が安い。 |
指数に連動しない。 指数に連動するため、不景気には利益が下がるリスクがある。 |
アクティブファンド |
指数より好成績を出すことができる。(ただし、指数に負けることもある。) 不景気にも空売りなどを利用して利益を得ることができる。 |
信託報酬や手数料が高い。 |
世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのインデックスファンドのアクティブに対する勝率は、1年で85%、5年で92%、10年で85%と、圧倒的にインデックスファンドが好成績を出しているというデータが出ています。(日本経済新聞2016年9月16日号記事より)。
インデックスファンドを進める理由
インデックスファンドを進める理由としては3つあります。
・リスクを分散することができる。
・大きな利回りが期待できる
・税金が安い
この三つが大きなメリットよ
それぞれについて解説していきます
リスクの分散をすることができる
株式単体に投資をする場合、投資先の会社が不祥事を起こしたり、倒産してしまうことにより、大きな損失になってしまします。
しかし、指数が日経平均に連動する場合、一度にすべての会社が倒産することは考えにくく、リスクを分散することができます。
大きな利回りが期待できる
アメリカの指数であるS&P500の場合、1991年1月には315ドルであるのに対し、2021年1月には3700ドルと約10倍以上に増加しています。
これは年間に平均して約39パーセントの利益を出していることになります。
税金が安い
日本の所得税は累進課税となっており。最大45パーセントも取られる仕組みとなっています。
これは1億円稼いだとしても約半分を税金で持ってかれるということになります。
しかし投資信託にかかる税金は確定申告で申告分離課税を選択することで税金を最大20パーセントに抑えることができます。
購入時の注意点
さてインデックスファンドがどのようなものかは分かりましたが買う際の注意点が3つあります。
手数料・信託報酬が安いものを選ぶこと。
購入を時間的に分散すること。
良い指数に連動するものを選ぶこと。
手数料・信託報酬が安いものを選ぶこと
これは文字通りです。
購入時の手数料が0円(ノーロードとも呼ばれています。)のものを選んでください。
また、信託報酬が安いものにしてください。基準としては0.2%を超えると、高いです。0.2%という数字を覚えておきましょう。
インデックスファンドファンドは連動する指数が同じ場合、他社との差別化のため手数料で競争します。今後は手数料が無料のものはさらに増えていくと思います。
購入を時間的に分散すること
インデックスファンドは指数に連動させるために多くの株式に投資しており、リスクを分散させるメリットがあります。
しかし、リーマンショック前の2008年に一括投資した場合、大きな損失となります。
長期的に指数が上がるものを時間的に分散して購入することで不景気の影響を軽減し長期的に安定的な利益を得ることができます。
良い指数に連動するものを選ぶこと
投資をする際には利益が出ることが必要です。長期的に上昇する指数を選ぶことが重要です。
例として挙げると、世界全体の株式やアメリカの株は長期的に上昇しています。アメリカ株はリーマンショックや新型コロナなど不景気で下がりましたが、数年で株価はもとに戻り依然として上昇を続けています。
こうした長期的に上昇する良い指数を選ぶことが重要です。
おすすめ投資信託
結論から言うとS&P500に連動するインデックスファンドがおすすめよ
S&P500はざっくりいうとアメリカの主要企業500社の平均値を示す指数です。アメリカの主要な企業がこの指数で示されているためこの値の上下によってアメリカの景気の良し悪しが分かります。
日経平均株価が日本の主要な企業の株価の平均なのでそのアメリカ版というイメージです。
S&P500は1991年から2021年までの間に約10倍の値段で成長しており、年間利回りは9.3%と非常に高い数値を出しています。
年間利回り9.3%は8年で投資元本が2倍以上になる数値です。
購入方法
今回は私のお勧めするアメリカのS&P500に連動するインデックスファンド:eMAXIS Slim 米国株式の投資方法について説明します。
eMAXIS Slim 米国株式は楽天証券から購入することで、買い付け手数料が0円、信託報酬が0.0968%と非常に安い数字になっています。
S&P500に連動するインデックスファンドにはSBI証券から購入できるSBIバンガードが買い付け手数料0円信託報酬が0.0938%で現状最安値です。
あえて楽天銀行をお勧めする理由は、毎月5万円までであれば楽天カードを使って購入することができ、購入額の1%がポイントとして楽天ポイントとしてキャッシュバックされるためです。
購入時の時点で1パーセントの利益がでるので毎月5万円以下をコツコツ積み立てるのがおすすめです。
そのため楽天証券の登録と楽天カードが必要です。
楽天証券については以下から登録できます。
楽天カードの作り方はこちらから
楽天カードへのリンクについてはこちらから
楽天証券の開設、eMAXIS Slim 米国株式についてはこちらから
出口戦略
売却時の話になってしまいますが、インデックスファンドの売り方にもおすすめの手法があります。
おすすめの手法としては毎年4%ずつ売る方法よ
アメリカのトリニティ大学の研究によると投資した総資産4%を毎年取り崩し続けても、30年後には総資産額が増えているという研究結果が出ています。
老後など収入がなくなった際の安定的な資産を得たいという場合に有効です。
まとめ
今回の内容についてまとめると、
購入時の注意
・手数料・信託報酬が安いものを選ぶこと。
・購入を時間的に分散すること。
・良い指数に連動するものを選ぶこと。
出口戦略
・引退時には資産の4%を毎年回収する
なるほど、さすが姉さんいつも勉強になるわ
いえーい♪
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