第34回 大学は行ったほうがいいのか? 未夜の金融解説

金融解説

はぁー
疲れたわ・・・

未夜
未夜

どうしたの過夜?

いま大学で勉強している内容が必修だからどうしても取らないといけないんだけど。レポートがとってもめんどくさいのよ。
ついさっきやっと終わったわ。

未夜
未夜

お疲れ様
確かに、興味のない内容のレポートを書くのは大変だよね
私も大学のときは苦労したわ。

レポートをやってて思ったんだけど
世の中には高校卒業で働いている人もいるわ、大学って行く必要あるのかしら。
まぁ、だからと言って働きたいわけではないのだけれども

未夜
未夜

そうね、息抜きに今日は大学へ行くメリットとデメリットについて解説するわ。

大学へ行くメリット

専門的な分野を学ぶことができる

 

大学では教授というその分野について何年も研究をしているエキスパートがいます。

 

その分野について知るための最適な環境が用意されています。

 

さらに分からないことがあれば図書館などの大学施設を利用できるため、問題の解決を自主的に行う

 

機会にも恵まれています。

 

また、4年生になると研究室に入り、教授の元で最先端の研究を行うことができます。

 

答えがまったくわからないという状態から試行錯誤し、データを集め分析するという機会は今後の人生

 

で分からない問題にぶつかった時にも活用できます。

 

就職で有利になる

 

 就職の際に求人として大学卒業を対象としているものが多くあります。

 

転職サイトにおける大卒以上の求人の割合は約40%です。

 

これは、高卒の方は約40%の求人に応募できないということになってしまいます。

 

 このように大学を卒業していないだけで就職の際になりたい職業が目指せないというデメリットがあ

 

ります。

 

逆に言えば、偏差値が低い大学でも卒業していれば、有名大学と同じ会社に就職する機会が得られま

 

す。

 

大学にも学歴フィルターという言葉もありますが、実際には学歴で選別している企業は少なく、基礎的

 

な知識や面接のマナーなどによって、足切りが行われています。

 

「学歴フィルターがある」と嘆く前に筆記試験や面接時に困らないようSPI対策や面接対策をしましょ

 

う。

 

年収が上がる可能性がある

 

大学卒業で就職した人と高校卒業で就職した人を比べると生涯で4000万円の収入の差があると言われ

 

ています。

 

厚生労働省の令和2年賃金構造基本統計調査をみると、大学院まで卒業した人の収入が一番高く続い

 

て、大学、高専・短大、専門学校、高校と続いています。

 

それぞれの収入は年齢の増加に伴ってその開きが大きくなります。

 

入面で見ても大学に行くことでメリットがあると言えます。

まとまった自由な時間ができる

 

大学は4年間の間に必要な単位を取れば卒業することができます。

 

単位の中には授業に出席しただけでもらえるものも多く、テストなども授業のノートを写してその内容

 

を暗記すれば単位を取れるというものも多いです。そのため、授業をサボったり、単位を調整したりす

 

ることで、平日にも大学に行かない日を作ることができます。

 

また授業も真面目受けず、寝ていたり、携帯をいじっていたりという光景も珍しくありません。

 

こういった、状況から堕落して大学4年間遊び続ける人もいれば、資格の取得や留学といった自己研鑽

 

に励む人で2極化します。

 

就職後にはこういった大きな時間が得られる機会はほとんどなくなります。

 

大学生活は一番まとまった自由な時間が得られる機会なのでぜひ生かして欲しいと思います。

 

学生としての恩恵を受けられる

 

学生であることによって公共の施設などを無料または割引の料金で利用することができます。

 

割引の範囲は広く、交通券の割引に始まり、映画館、博物館・美術館、テーマパークや遊園地、

 

カラオケ、携帯の料金など様々な部分で割引の恩恵が得られます。

 

デメリット

高額の学費がかかる

 

大学に入学し卒業までの合計金額は国公立では250万円私立では500万円、薬学・医学の私立大学は 

 

2000万円ととても高額です。

 

奨学金などの制度もありますが、一部を除いては就職後に利子をつけて返す必要があります。

 

遊びすぎると就職活動の際に困る

 

先ほど記載したように大学では自由な時間が多くできます。

 

その時間に遊んでしかいないと、就職活動時に学生時代に何をしていたか聞かれたときに回答に困りま

 

す。

 

就職活動の面接時には学生時代に打ち込んだこと、研究室での研究内容といった学生生活に対する質問

 

をされますし、求人に応募する際のES(エントリーシート)にも記載する必要があります。

 

面接時に「嘘の記入をすればいい」というひともいますが、面接時には回答に対して追加で質問される

 

ことがあります。

 

自分に甘い場合、「大学生活で遊んでばかりで、勉強も全くしなかった」ということになりかねないの 

 

で注意しましょう。

 

まとめ

 

大学に入ることで、今後の給料面や留学などの貴重な経験の機会が得られます。また自由な時間も多い

 

ため、自分のやりたいことの実現を行うことができます。

 

しかし、大学の学費は決して安いものでなく、経済面での負担は大きいものになります。 

 

それぞれのメリットとデメリットを理解しうまく活用してください。

 

 

思ってたより、メリットの部分が多いのね。
収入が4000万円も変わるなんて知らなかったわ。

過夜
過夜
未夜
未夜

そうね、大学時代をちゃんと過ごせば就職でも有利になるし、自由な時間にしたいことができて、私としては行っておいて正解だと思うわ。

そうね、確かにこうやって姉さんとお金の勉強ができるのも、暇な時間が多いからかもしれないわ。
確かに考えてみると、中学とか高校よりも大学は時間があるし、自分で受ける授業も決められるから自由な感じがするわ

過夜
過夜

せっかくの大学生活だから活かしてみてね

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