姉さん、この前話してた資産を増やす方法を教えてちょうだい。
じゃあ今日は人生5大支出について解説するわ
過夜、人生で一番支出があるものって何かわかる?
知らないわ、早く教えなさい。
はいぃ・・・
人生の5大支出は住宅、教育、老後の生活、保険、車のことを指すの。
この5大支出は自分の将来に関わるものが多いから、売る側をできるだけお金を取ろうと高いものを進めてるくるの。だからここで正しい選択をすれば一気に資産を貯めることができるの。
なるほど、重要なポイントだけ抑えておけばいいのね。
参考になるわ
じゃあ今回は人生の支出をランキング形式で説明するわ
人生の5大支出ランキング
総務省の家計調査によると、人生における支出として大きいものは住宅、自動車、老後の生活費、保険、子供の教育費という順番で支出が大きくなります。
こちらは各家計によって支出額が大きく異なりますが、しっかりと支出を抑えることで、資産を増やすのにつながります。
1位 住宅 3500万円
まずは一番の支出である住宅についてです。
住宅金融支援機構の調査結果では全国で住宅を購入するにあたって約3500万円必要であることがわかります。
またそれに加え固定資産税や維持費などを加えると、一括購入したとしてもさらにかかることがわかります。
またローンを組んだ場合は、毎年利息が発生するため、総額がさらに増えてきます。
参考
住宅金融支援機構
2位 自動車 1600万円
車については好みによって値段が分かれますが、普通車に新車であれば1台200万程度は必要です。
7年間運用するとしても、普通免許の取得年齢である18歳から加齢による免許の自主返納で70歳まで車を使い続けると考えると1600万円必要です。
これに加え維持費や車検なども加算されるため、車の仕様による支出も大きいものと言えます。
3位 保険 1500万円
日本人は保険が好きで、入っていないと「なんで入っていないの、何かあったときどうするの?」など保険に入ってないことがおかしいといった感覚があります。
公益財団法人 生命保険文化センターの調査結果では世帯別年間払込保険料は38.2万となっており、定年までの40年間働き続けると考えると、約1500万必要になります。
参照
生命保険文化センター 平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」
https://www.jili.or.jp/press/2018/pdf/h30_zenkoku.pdf
4位 老後の生活費 1300万円
こちら2019年6月11日に財務省の麻生大臣が老後に2000万円必要だといったことで有名です。
金融庁で公表された「市場ワーキング・グループ」報告書では老後に年金の収入と生活における支出で1300万~2000万の不足が発生することが記載されています。
こちらは老後で使用する生活費や年金は人それぞれで一概に老後に2000万必要というわけではないですが、少なくとも老後に年金だけの生活では賄いきることが難しいことがわかります。
参考
金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf
5位 子供の教育費 1000万円
子供の教育費について、文部科学が子供の教育費について調査したところ、幼稚園から高校卒業まで500万から1800万のお金が必要になる結果が出ています。
大学卒業までを含めたら最低でも1000万以上必要になります。
参考
文部科学省|子供の学習費調査 学校種別の公私比較
https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_03.pdf
まとめ
今回の支出額をまとめただけでも8900万円必要になるため、これらの支出を抑えることで、資産が大きく減る要因を減らすことができます。
なるほど、家を買うのはお金がかかると思っていたけど、一生でこんなにお金が必要になるのね。参考になったわ。
これらの支出は抑えておくポイントを知らないと「人生で一度の選択だから家選びは悔いのないものにしましょう」「何かあったときに保険がなければ生きていけなくなります」っていったセールスの言葉に乗せられて買わなくていいものまで買ってしまう人が多くいるわ。
そんな風に勧誘してくるのね、今までされたことなかったから知らなかったわ。
たいてい後から後悔するのだけど、あらかじめ知識をつけておけばそういった失敗を減らせるの。
今後は各項目について具体的にどうやって支出を抑えることができるかについて解説していきます。
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