一日で分かるワンクリック詐欺の仕組みと対策 未夜の金融解説

詐欺

この記事では金融庁が注意喚起をおこなう詐欺について初心者にも分かりやすく説明します。

記事を読むことによって

  • ワンクリック詐欺の仕組み
  • ワンクリック詐欺の対策

について知ることができます。

未夜
未夜

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ワンクリック詐欺の手口と特徴

ワンクリック詐欺の手口は、一般的に以下のような流れで行われます。

1 まず、被害者が偽のウェブサイトや偽の広告をクリックします。

2 クリックすると、以下のような商品やサービスの購入が確定したかのようなメッセージが表示されます。

ワンクリック詐欺の例

3 その後、被害者に「確認画面が表示されるまでしばらくお待ちください」といったメッセージが表示されます。実際には何も起きません。

4 しばらくすると、高額な請求書や支払いの通知が届き、被害者は自分が購入した覚えのない商品やサービスの支払いを催促されます。

 

ワンクリック詐欺は、偽の無料体験や偽のキャンペーン、偽のサイトへの誘導など、様々な手法で行われることがあります。 

他にもアダルトサイトや出会い系サイトなどのページを見ている際にこういった画面が表示されると周りに知られたくないといった不安から詐欺に引っかかってしまうことが考えられます。

 

ワンクリック詐欺に対する対策

ワンクリック詐欺に対する大きな対策は、こういった請求を行う画面が出てきても無視をすることです。

    

ワンクリック詐欺は契約が成立していないため、支払い義務は生じません。

パソコンではページを開いただけで個人情報が相手に送信されることはありません。

 

やってはいけないのは、こういった詐欺に付随して自分のクレジットカードの情報や住所・電話番号をインターネットに記載するよう要求された際に書き込んでしまうことです。

これによってクレジットカードが悪用されたり、電話がかかってくる被害に発展します。

 

 

実際にどのようにワンクリック詐欺ページが作られるのか

実際にワンクリック詐欺のページが作られる仕組みは以下の動画で解説しています。

ワンクリック詐欺のパターン

ワンクリック詐欺のパターンとしては以下のものがあります。

 

Webサイト・メール・SNSなどでURLをクリックさせ料金請求するパターン

ユーザーの興味をそそる「無料」などと記載し、URLをクリックさせようと誘導します。

アクセスすると「登録完了しました」というメッセージと、料金を請求する画面を表示させる手口が一般的です。

あわせて端末情報やプロバイダなど自身の情報が表示されるため、恐怖を感じて支払ってしまった事例が数多く報告されています。

 

動画ダウンロードや再生ボタンにより料金請求するパターン

無料音楽サイトやアダルトサイトのコンテンツをダウンロードする際、「年齢確認」などのボタンをクリックすると、料金請求画面が表示されます。

 

動画再生ボタンをクリックするだけで、料金請求画面が表示されるケースもあります。見つけにくい場所に小さな字で利用規約を表示しているケースも多く、恐怖を感じて支払ってしまう事例が報告されています。

 アプリ経由の登録・料金請求するパターン

アダルト関連のアプリをダウンロードし、アプリ起動後に高額な料金が請求される事例もあります。

 

また近年は、「複数クリック詐欺」と呼ばれる手口も横行しています。

メールによる会員登録といった複数の手続きを踏むことで「このアプリは安全だ」とユーザーに信じ込ませるのが特徴です。

 

まとめ

ワンクリック詐欺は金融庁も注意注意喚起を行う多くの被害が出ている詐欺です。

 

内容を聞くと「自分は引っかからない」と思いますが、突然登録が完了しましたといった画面が出てくると正常に判断することができなくなります。

 

ワンクリック詐欺は契約が成立していないため、支払い義務は生じません。有効的な対策は無視をすることです。

 

詐欺は「どんな詐欺があるのか、その詐欺の仕組みはどのようになっているのか」知っていくことで、詐欺について鼻が利くようになります。

 

当記事では他にも詐欺の情報発信をいますので良ければ見て下さい。

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