このコーナーはクラッシック音楽ができた背景や作者について解説します。
この記事を読むと以下の役に立ちます。
・クラシックについて豆知識を覚えられる
・周りからクラシックについて知っているんだなと思ってもらえる
・音楽を知っているだけでなく、作品の背景や作者の小話も話すことができ、ほんの少し人生が豊かになる
こういった音楽作品について学ぶことをアナリーゼと呼びます。
この記事では作品:喜びの島について解説します。
作品の解説
序盤の長いトリルから始まり、多彩な装飾音やリズムの変化が盛り込まれている作品です。
ドラマ : のだめカンタービレのコンクールの課題曲としても出てきます。
ドラマの中でもこの曲は「恋しちゃってルンルン♪」な曲と紹介されています。
この曲は、画家:ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」の影響を受けています。
シテール島はエーゲ海、クレタ島の北西にある島で、神話では愛の女神ヴィーナスの島とされています。
作曲時、ドビュッシーが妻という存在がありながらも、他の女性と南の島へ旅行へ行き、その時に作曲されたのが「喜びの島」です。
結果的にドビュッシーは当時の奥さんとは離婚し、島へ行った女性と再婚しています。
「恋しちゃってルンルン♪」と表現するのもこうした理由からだと考えられています。
装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して、きらめくように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描き出している作品です。
難易度

楽譜
解説付きクラシック動画
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音声あり
音声なし
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